短所を長所に変えよ!ストレングスファインダーの下位資質の扱い方
こんにちは、こだけかなです。
ストレングスファインダーの結果を全て解放すると下位資質、つまり自分の弱い要素も確認できるのはご存知でしょうか?
下位資質は基本的にその人の「弱点」と見なす人が多いのですが、上位資質が故の弱点も存在するならば、下位資質が故の長所も存在すると考えることもできます。
この記事では、「下位資質から長所をあぶり出す」ということについて見ていきましょう。
ストレングスファインダーの結果から見る「長所」と「短所」
「長所」と「短所」は紙一重
ストレングスファインダーの上位資質は「長所」と捉えられがちですが、一概には言えません。
なぜなら、上位資質を建設的に使う事が出来ずに自分や他人を苦しめることもあるからです。
上位資質は飽くまでも、自分の中の「強く出てくる要素」でしかありません。
下位資質のは上位資質とは逆に、「その資質が上位に出てきた人がもつような拘りが無い」と捉えられます。
例を挙げてみますので、資質の解釈の参考にしてみてください。
例
上位に「共感性」を持つ人を考えてみましょう。
この場合の長所と短所は
- 人の気持ちに寄り添うことが出来る
- 人のネガティブな気持ちを吸収して自分も苦しくなる
といった感じになりますね。
逆に、下位に「共感性」を持つ人の場合は、
- 人の気持ちを汲み取るのが苦手
- 人の気持ちに振り回されない
といった感じになるでしょう。
下位資質から長所を見出す:こだけかな(筆者)の場合
上位資質であれ、下位資質であれ一つずつ見ていくよりは、全体の傾向を掴んでいくことでその人がどういう人間なのかが分かってきます。
私の下位資質10個(低い順)を挙げますと、
- 成長促進
- 共感性
- 包含
- 調和性
- ポジティブ
- 適応性
- 信念
- 社交性
- アレンジ
- 回復志向
このような感じになります。
赤で示した「人間関係構築力」のカテゴリーが集中していますね。
このカテゴリーは「人間関係を作ったり維持したりする」資質が分類されます。
これを弱点と捉えると、「人間関係を作ったり維持したりする能力に欠けている」ということになります(それも事実ではあるが)。
ですが、「人間関係構築力」が上位にある人は人間関係の扱いが上手な反面、他人軸になりやすいです。
これが転じて、「人間関係構築力」が下位の場合は人に流されない、自分を貫けるという長所を持つといえるでしょう。
資質を細かく見ていくと、
- 人に関心が無い。自分は自分、他人は他人。(共感性*成長促進)
- 人との関係を広げる気が無い。殆ど単独行動で済ませてしまう。(社交性*包含)
- 糞真面目で行き当たりばったりが苦手だが、予め一つずつ課題をこなしていくことで対応する(つまり、堅実)。(ポジティブ*適応性*アレンジ)
- 人の気持ちに疎く、モラルも薄い。必要なときは非情な判断を下せる。(共感性*調和性*信念)
太字にしたところは特に私にあてはまる箇所です。
アンダーラインを引いたところは長所となりうる部分の説明です。
こうして見ると、やはり人への無関心さや鈍感さが生きている感じがしますね。
SFではこんな結果が出ていますが、誤解をされないように言っておきます。
私は決して人間嫌いでもなければ、サ●コパ●でもありません。
友達も一応いますし、常に人と関わるのは辛いけれど全く関わらないでいたら孤独感に苛まれるでしょう。
ただ、先ほどの通り進んで人と関わるのは苦手なようなので、趣味や仕事を通して人と関りを持つという方がいい気がしますね。
おさらい・まとめ
- 下位資質は「上位資質であったら持っていたであろう拘り・囚われがない」と解釈することで長所を見出せる
- ストレングスファインダーは「強み」を見出すツールである以上、自分に都合良く解釈していった方がいい
あと、注意点としては
- 上位資質・下位資質関係なく、ストレングスファインダーの資質の並びはその人の一部を表しているに過ぎない。資質の強さや出方は自分で見出すしかない。